BMW 318i (E30) オートマ辺りから異音|世田谷工場ブログ|外車・輸入車のオートマミッション・パワーステアリングの修理(リビルト)専門

BMW 318i (E30) オートマ辺りから異音

2020/09/09

BMW 318i (E30)、エンジンを掛けるとオートマのコンバーター辺りから異音(ジャージャー音)がするという症状でご入庫されました。

異音を聞いた感じですと、オートマオイル(ATF)が充分に吸えていないような音の為、先ずはオートマのフィルターを外して分解してみたところ、粕がかなり詰まっていました。

この粕はオートマ内部に組み込まれているクラッチディスクという部品の表面が剥がれてしまった粕です。

これだけフィルターが詰まってしまっては、十分にATFを吸う事が出来ずにサクション音が発生してしまいます。

動かなくなる寸前の状態でした。

フィルターを交換すれば異音は消えますが、直ぐに動かなくなる旨をお客様にご説明させて頂き、オートマをリビルトする事となりました。

下の写真は、車から外したオートマです。

型式はZF製の4HP22です。

このタイプのA/Tにはプレートが付いています。

単体でのお問い合わせを頂く場合は、このプレートに記載されているNO.をお知らせください。

このオートマは、”1043 010 603”です。

全て分解して、消耗品、対策部品などを全て交換して、各部をZFの基準値に調整して組み立てます。

完成したオートマは、テストベンチ上で各油圧を測定して、基準値内にあるか確認してから、OKであれば車輌に取り付けます。

車輌ごとお預かりした場合は、オートマ修理の他に、各補機類も点検し、不良ヵ所があればお客様のご了解の上不良部品の交換をします。

このお車は、プロペラシャフトのセンターマウントが切損していました。

また、オートマのラバーマウントの潰れ、ラバージョイントの亀裂等も有りました。

お客様にご了解の上、全て交換しました。

下の写真はセンターマウントを交換した写真です。

リビルトが完了したオートマを取り付けます。

異音も完全に消え、変速フィーリングも見違えるようになりました。

最近は、30年以上前の年式のお車の修理が増えてきています。

古いお車を大事にされているオーナー様が増えているようですが、部品が生産中止になっていて諦めている事も有るかもしれません。

DELオートは50年近くオートマの修理を手掛けてきていますので、諦めずに、先ずはご相談ください。