BMW 528i (E39) 異音|世田谷工場ブログ|外車・輸入車のオートマミッション・パワーステアリングの修理(リビルト)専門

BMW 528i (E39) 異音

2018/06/18

1996年式のBMW 528i (E39)の異音修理のご依頼です。

異音は、エンジンを掛けると”ジャラジャラ” ”キリキリ”と言うような、かなり大きな音です。

別の修理工場様で、「オートマから異音がしている」と言う診断だった為、当社にご依頼頂きました。

先ずは、本当にオートマからの異音なのか、トルクコンバーターの取り付けボルトを外し、エンジンを掛けたところ、異音は消えず・・・

次に、オートマを外して、ミッションの前側のハウジングだけを取り付けてエンジンを掛けて異音の出所を探ったら・・・

スターターモーターのピニオンギヤがリングギヤに僅かに干渉して異音が出ている事が判明!!!

 

スターターを疑ってはいたんですが、安い物ではないので、「とりあえず交換して」と言う訳にもいかず、オートマを外してまでして点検しました。

いつも分ってみれば何てこと無いんですよね😭

お客様は、オートマのオーバーホールも覚悟されていたので、「長く乗りたいし、せっかく降したんだからリフレッシュして っ」とご依頼が有ったので、オートマの方も分解する事になりました。

車から降ろしたオートマです。

 

分解した状態です。

 

交換した部品です。

 

このオートマはジャトコ製で、オートマ内部の部品の入手が困難な上、BMWでは、このタイプのオートマは生産中止になっているそうです。

その為、DELでも、純正品が入手できない為、優良品と言う位置付けの部品を使用し修理します。

今回は、全てのラバーパーツ交換、オイルシール交換、ガスケット交換、ブレーキバンド、クラッチディスク、等の消耗部品を交換。

トルクコンバーターはカットして、ロックアップクラッチディスク交換、シール類交換。電子部品は点検の上、再使用しました。

 

ホルダーに取り付けて組立てて行きます。

 

このタイプはコントローラーの準備がないので、変速テストは出来ないんですが、車に取り付ける前にテストベンチでATF漏れ等のテストを行います。

 

ATF漏れなどが無い事を確認したら、いよいよ車に搭載します。

 

 

オートマが搭載されました。

 

この後、高速道、一般道などを約50km走行テストした後、ATFの温度が40℃前後まで下がったらATFの量を調整して完成です。

お預かりした時には、異音がしていたので、修理前の走行テストは出来ませんでしたが、修理後の走行テストでは、変速ショックも大きくなく、とてもフィーリングが良かったので、お客様にお引渡し致しました 👍

遠方からのご依頼、誠にありがとうございました。m(__)m