メルセデスベンツ 190E (201)オートマ修理|世田谷工場ブログ|外車・輸入車のオートマミッション・パワーステアリングの修理(リビルト)専門

メルセデスベンツ 190E (201)オートマ修理

2021/05/06

メルセデスベンツ、1996年式の190Eで”変速ポイントがおかしい”という症状でご入庫です。

ロードテストをした所、発進時から2速のままで変速しませんでした。

オートマを降ろす前に、キックダウンスイッチ→コントロールケーブル→モジュレーションプレッシャー、ガバナプレッシャーという順序で各部を点検します。

各部に特に異常がない事から、バルブボディーの不良と考えられる為、オイルパンを外した所クラッチディスクの剝離した破片が確認された為、お客様のご了解を頂き、オートマを分解点検する事にしました。

バックの時に使うクラッチディスクプレートが4枚の内2枚が完全に剥がれていました。

今回の症状の直接の原因ではありませんが、いずれバックしなくなってしまう恐れがあります。

バルブボディーを分解したところ、アキュームレーターピストンという部品の一部が破損していました。

下の写真は破損したアキュームレーターピストンと、新品のアキュームレーターピストンです。

バルブボディーを含め、オートマをオーバーホールしました。

お客様が今後も永く乗り続けたいと仰っていましたので、オートマを外したついでにエンジンの後ろ側のクランクシール、オートマのオイルクーラーホース、プロペラシャフトのコンパニオン・プレートなども交換しました。