低速時のハンドルが重いということで、パワステポンプが持ち込まれました。 症状確認の為、分解前にテストを実施します。
テストした結果、圧力が基準値105bar/±5であるところ30bar、フロー量は基準値5.25~8.2dm3のところ5.3dm3でした。 この結果から、流量は基準値内ですが、油圧が極端に落ちていることが分りました。 油圧が落ちているため、ハンドルのアシスト力が減衰し、特に重くなったと思われます。
テスト結果と推測原因に留意しながら、パワステポンプを分解します。
圧力が上がらない原因は、ローターハウジングのインナー側面部(トルコイド曲線部)の磨耗でした。 この磨耗によりオイルが内部リークし、油圧が基準に達せず、ハンドルが重いという症状に至ったと思われます。 ローターハウジング内側磨耗の原因は、フルード切れと推測されます。
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